三重のまなび2010・ファイナルセミナー 「ゾウのリーダーは おばあちゃん」

三重県生涯学習センターのこの1年を締めくくるファイナルセミナー。今年度は絵本作家あべ弘士さんをお招きし、動物園の飼育係時代のお話を中心に講演していただきました。
第1部は「三重県生涯学習センターこの1年」として事業報告を行ないました。
そして第2部はあべ弘士さんの講演会。旭山動物園でゾウの飼育係をしていた頃の、賢いあさこさんと食いしん坊のななちゃんのお話をユーモアたっぷりにお話しいただきました。また冬になると、ゾウたちが鼻を使い雪玉を作って遊んでおり、あさこさんは隠れて鼻で雪玉を投げていたそうです。あべさんは「動物は大人になるとほとんど遊びをしなくなるが、ゾウは遊びを創りだしていた。」とおっしゃられていました。そしてお話のあとは、動物をどれだけ正しく描けるかワークショップを開きました。ゾウ、ウサギ、サルといった動物の、知っているようで知らない特徴に、みなさん感心され楽しんで参加されていました。
また同時に『三重のまなび2010総まとめ』と題して、三重県生涯学習センターの1年間のポスターやチラシを展示しました。目を奪われる展示に、みなさん足を止めてみてくださいました。
☆講座開催情報
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時間 13:00〜15:00
講師 絵本作家 あべ弘士 さん
参加者数 223名
参加費 500円
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☆参加者の声
・動物園の話興味深く聴かせてもらいました。絵を描くのを教えてもらえてとても楽しかったです。あべさんの語り口が味があって引き込まれてしまいました。
・とてもリラックスして楽しくお話をきくことができてよかったです。またこういう時間をつくってもらえたらうれしいです。
・動物園の裏話を聞かせていただいておもしろかったです。



