学校向け体験プログラム「三重の伝統文化を体験しよう(唐人おどり)」

開催日
平成23年2月6日
開催場所
明和町立修正小学校 体育館

 明和町立修正小学校全校児童の皆さんに、県の無形民俗文化財の指定を受ける津市分部町の『唐人おどり』を知ってもらうために、唐人おどり保存会の方12名と一緒にプログラムを実施してきました。この日は「親子で文化にふれる会」でもあり、会場設営などPTAの方々にご協力いただきながら進めていきました。

 まず、唐人おどりを知ってもらうための映像学習を行ないました。子どもたちは映像に出てくるお面を見て大笑い。24あるお面の表情に興味をもったようでした。それが終わると大きなラッパの音と共に衣装に身を包んだ人たちが登場、江戸時代から続く伝統的な踊りを披露してもらいました。子どもたちは見たことのない一風変わったおどりにまたも大笑い。なんだかひょろひょろと動く姿が面白く感じたようでした。
 そして道具やお面の簡単な説明の後、実際に唐人おどりを踊る体験をしました。唐人おどりの動きを取り入れた体操や、保存会の方に詳しく教えてもらいながら動きを覚えていきました。最後は、衣装を着ておどりを発表しました。子どもたちは恥ずかしがりながらも、一生懸命取り組んでいました。


☆プログラム開催情報
−−−−−−−−−−−−−−−−−−
時間    13:30〜15:00
講師    分部町唐人おどり保存会
       小菅 雅司さん他11名
参加者数 全校児童88名他保護者の方々
−−−−−−−−−−−−−−−−−−


☆子どもたちの声
・おどりがじょうずにおどれなかった。ちょうちょのところがむずかしかった。おめんがおもしろかった。(1年生)
・がっきのラッパにいきをふくのにあんなにながくふけるなんてすごかった。(2年生)
・ふしぎなおどりでさいしょははずかしかったです。でもさいごはだんだんおぼえてきたのでうれしかったです。(3年生)
・いしょうが中国の人がきてそうだった。(4年生)
・手をクロスしながら前にすすむのがおもしろかった。(5年生)
・けっこうたのしかったけど、かんたんだけど、とうじんおどりはいろんなところにいってなん百回ぐらいおどるからたいりょくつかうなーと思った。(6年生)

(平成22年3学期)