学校向け体験プログラム「日本音楽の楽しさを体験しよう!」

開催日
平成23年2月10日
開催場所
松阪市立第三小学校

松阪市立第三小学校では、5年生・6年生にお箏の邦楽体験を実施しました。
 
 はじめに講師からお箏が中国から伝来した当時は伴奏楽器だったこと、お箏は“龍”の形に見立てられていることなど、お箏についてのお話をしていただきました。そして『春の海』の演奏を鑑賞した後、二人一組に別れ、実際にお箏の演奏体験をしました。
邦楽独特の楽譜を見ながら演奏にチャレンジする子どもたち。時間が経つにつれてただ音を出していただけだったものが、力強い音色に変わっていきました。
 そして最後には講師の拍子に合わせ、練習曲『さくら』を合奏しました。自分が思った以上に演奏できた子、できなかった子、みんな色々でしたが、2時限いっぱい時間を使いそれぞれ一生懸命にお箏に向かっている姿が印象的でした。


☆プログラム開催情報
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時間  8:45〜12:15
講師  三重県三曲協会 比留間 雅矢真天さんほか
生徒数 5年生34名
      6年生27名
文化ボランティア  1名
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☆子どもたちの声
・正ざをして足がいたかったけどうまくひけたのがよかった。他にもいろんな曲をひいてみたい。とても楽しかった。【5年生】
・力を入れてひくところがすごくむずかしかった。つづけて3かいひくのが一番むずかしかった。さいしょの七七八はすぐできたけど、あとの行はすごくむずかしかったです。【5年生】
・なめらかにひくところが難しかった。糸をはじいてそれといっしょに糸の場所を変えたらまたちがう音がひびいておもしろかった。また他の曲もはじいてみたい。【6年生】
・つめのむきや力かげんがうまくいったときに、すごくきれいな音が出てうれしかったです。力の入れ方によって少し音が変わるのもおもしろかったです。【6年生】

(平成22年3学期)