2月名作映画会「晩春」

三重県視聴覚ライブラリーが所蔵する映像教材の中から、テレビや映画館で上映の機会が少なくなった往年の「名作」を上映し、作品の持つメッセージや芸術性を味わっていただく「名作映画会」を実施しました。今回は三重県にゆかりのある映画監督、小津安二郎作品を上映しました。
☆「晩春」(1949年作品)
妻を早くに亡くした大学教授の父と暮らす娘、紀子は、二人に何かと世話を焼く叔母から縁談を持ちかけられても、父を一人にするのが気がかりで、乗り気になれずにいました。そんな彼女を案じた父は、彼女に結婚を決意させるため、ある決断をします。父と娘の親子愛を中心にした人間模様を描いたホームドラマでした。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
「名作映画会」上映作品は、県内の団体、グループの方を対象に無料貸出しサービスを行っています。詳しくは三重県視聴覚ライブラリーまでお問合せください。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
☆開催情報
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
日時 2月26日(土)13:30〜15:20
参加者数 115人
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
☆参加者の声
・とてもゆったりしたいい映画だったと思います。もっと小津安二郎さんの映画を見たくなりました。
・昔の映画でも古くなく、今にも通じる人間性を感じました。
・父と娘の絆について考えさせられた。スローテンポがとても良いと思った。