学校向け体験プログラム「弦楽器の楽しさを体験しよう!」

今回のプログラムは、文化庁事業「子どものための優れた舞台芸術体験事業」と連携していなべ市立石榑小学校で、日本弦楽指導者協会三重県支部のみなさんによる鑑賞型の体験授業を開催していただきました。
はじまりはクライスラーの「ロンディーノ」から。ピアノの伴奏に合わせて綺麗なヴァイオリンの音色が響きました。そして圧巻は2曲目の「チゴイネルワイゼン」。ヴァイオリンのあらゆるテクニックをちりばめてある超絶技巧の曲は、鑑賞していた子どもたちも驚き、真剣に演奏者の手元を見ながら10分ほどの演奏を堪能していました。
続いて楽器としてのヴァイオリンの説明を聞いてから、実際にヴァイオリンを構える体験をしました。楽器を肩とあごで支えることが、想像以上に大変だったようで、子どもたちからは「難しい〜」という声が聞こえていました。
体験後には「愛のあいさつ」「チャルダッシュ」と演奏いただき、楽しいヴァイオリンの授業は終了しました。
☆プログラム開催情報
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時間 10:40〜11:25
講師 日本弦楽指導者協会三重県支部
野上 阜三博さん
演奏 同協会 柴田 亜里さん
伴奏 ピアニスト 伊藤 亮子さん
児童数 5年生38名
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☆子どもたちの声
・ヴァイオリンはあんな長い間あごではさんでいたくないのかなとか思いながら見ていました。知っていた音楽は一つしかなかったけど知らない曲でもとても上手で見とれてしまいました。とっても楽しかったです。
・色々な曲がありおもしろかったし、はくりょくがあって生で見たのとテレビで見るのはちがうと言う事を改めて分かりました。またきてほしいと思います。
・2曲目の曲がおもしろかった。ヴァイオリンの持ち方がむずかしかったです。
・すごくむずかしそうだったけど全部できていて、とくにウクレレみたいにポンとひくところがおもしろかった。
・すごかった。たのしかった。また見たい。実際にひいてみたい。
(平成22年3学期)

