公民館活性化講座「災害時における公民館の役割〜災害に備える公民館運営のヒント〜

東日本大震災では、多くの公民館が避難所となり、公民館スタッフは避難所運営等に尽力しました。
現在、三重県内でも多くの公民館が避難所に指定されています。公民館のスタッフであれば、災害時の適切な対処法など、急な対応に戸惑わないためにも、よく知っておく必要があります。
今回の「公民館活性化講座」は、公民館等の避難所運営にも詳しい、防災のスペシャリストを講師にお招きし、「災害時における公民館の役割」をテーマに開講しました。
参加者は、市町の公民館職員の方や生涯学習・社会教育関係職員の方々です。
講座の前半では、講師の細川さんが実際に災害現場や避難所で体験「市民に学ぶ」、「私がこれまで言い続けたこと」、「東日本大震災が教えてくれたこと」、「公民館としての活動のポイント」等をキーワードに実体験に即した具体的な事例をお話していただきました。
後半では、公民館職員として避難所の運営をおこなうという想定でグループワークをおこない、課題解決に向けて参加者同士で話し合いました。
☆講座開催情報
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時 間 13:30〜15:30
講 師 公益財団法人市民防災研究所
特別研究員 細川 顕司さん
参加費 無 料
参加人数 49名
共 催 三重県公民館連絡協議会
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☆参加者の声
・大変有意義な講座でした。更に時間を長くとった濃密な講座を改めて受講してみたいです。
・ワークショップで用いた「避難所について考えてみよう」を振り返ってみて覚悟を新たにしていきたいと思いました。
・理想と現実の違いをしっかりと教えていただいたと思いますが、現実はもっとたいへんなのだろうと思います。よい講座だったと感謝しております。
・避難所の対応と分配方法、決断することの大切さを確信した。
・災害についての今日の講座はまさに想定外であった。まだまだ教えていただきたい。

