学校向け文化体験プログラム「楽しい俳句」

開催日
平成23年6月24日
開催場所
大台町立三瀬谷小学校

5年生と6年生に俳句授業を行いました。

はじめに、俳句クイズと優秀な俳句作品を鑑賞しました。
「新しい自転車で○○を追いかける」
○○に入る部分には何が入るでしょう?
児童からは、「風と友」「未来」「原稿」「夕日」「風」「雲」「家」など次々と手が挙がりました。正解は「虹」ですが、みんなが考えたそれぞれの言葉は、すべて正解だと講師の方は話されました。

次に校庭に出て俳句を作りました。
この日は梅雨の晴れ間の日、サンサンと降り注ぐ日光を避けて日陰に入りました。
時折吹き抜ける風が熱風だと感じた子、日よけに入った桜の木も紅葉の木も今は緑の葉が生い茂っていると気づいた子、プール授業がうらやましいと感じた子、空の雲が羊に見えた子・・・それぞれが今、感じたことを五七五で表現しました。

「俳句には隠そうと思っても自分の気持ちがでちゃうものよ」と講師は話されました。そして、児童のみなさんが作った句をひとつひとつ講評していただきました。


☆プログラム開催情報
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11:30〜12:15(5年生・33名)
13:45〜14:30(6年生・25名)
   
講師 神田 ひろみさん
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☆子どもたちの声
・はいくはむずかしかったけどおもいつくととてもおもしろかったのでい
えでもいろいろかんがえてとてもきにいりました。(5年生)

・はいくを考えるのはとてもむずかしかったけど楽しかったです。はいくができて先生に「どうですか。」といって見せたら100点100点と言ってくれてうれしかったです。またはいくをつくりたい。(5年生)

・いろんな物を見て、はいくを考えたりできて楽しかったです。私はまた、はいくをつくれそうなものがあったら作りたいなあと思います。(6年生)

・最初は、いい俳句が全然思いつかなくて、1つ目をつくるのにくろうをしました。でも家に帰って俳句を考えていたら7つぐらい思いうかんでレパートリーが増えました。俳句って考えて少しずつ完成していくんだなと思います。(6年生)

(平成23年1学期)