みえアカデミックセミナー2011
放送大学三重学習センター公開セミナー
「日本の荘園はなぜわかりにくいのか」

日本の荘園制度について、「私的大土地所有」と考える説がいまだに強く、正しく理解されていない現状が、日本の中世史に対する理解を阻んでいるそうです。「班田」と「墾田」の違いや荘園制の仕組み、武家政権成立の歴史的前提などを詳しく解説しました。「荘園とは何か」を考えつつ、日本の中世史の理解につながる講座となりました。
☆講座開催情報
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演題 「日本の荘園はなぜわかりにくいのか」
講師 客員教授(皇學館大学文学部教授)
岡野 友彦さん
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☆参加者の声
わかりにくい荘園制度をわかりやすく説明しようと工夫した後がうかがえて好感がもてました。中世の歴史が少し理解できたように思います。
大変勉強になりました。自分の歴史観を正すことができて、本当によかったと思います。ありがとうございました。
鎌倉時代がよくわからなかったのですが、武士のあり方がよくわかりました。
荘園制度、武士の成り立ちなど新しい視点で勉強できました。
荘園制について

少し理解できたように思います。