三重のまなび2010 まなびぃすとセミナー ボランティア企画  第37回シリーズ名盤を聴く「アルトゥーロ・トスカニーニ特集 トスカニーニの遺産第二弾」

開催日
平成23年2月19日
開催場所
三重県生涯学習センター 2階 視聴覚室

名盤を聴くシリーズ第37回は、19世紀後半からコンサート指揮者として活躍し、後の指揮者に多大な影響を与えた「アルトゥーロ・トスカニーニ」を特集しました。2002年の“名盤を聴く”講座でも特集し、参加者の方からアンコールの声を多くいただき2回目の特集となりました。

***プログラム***

1、 ハイドン:交響曲第101番 ニ長調 「時計」
2、 ヴェルディ:歌劇「椿姫」第2幕より(リハーサル)
3、 ワーグナー:歌劇「タンホイザー」序曲 (映像)
4、 ヴィヴァルディ:合奏協奏曲 Op.3 No.11 ニ短調
5、 ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調 Op.95「新世界より」

名盤コレクターでもある講師の膨大な所蔵品の中でも、トスカニーニ関するものは500枚ほどあると説明されました。今回のプログラムでは、トスカニーニの厳しい性格がよくわかるリハーサルの様子や、NBC交響楽団とのファーストコンサート、1948年に撮影された演奏の映像など、さまざまなトスカニーニを愉しむことができました。また、トスカニーニはゆったりした曲でも“ダレない”音になると説明されました。最後には「高音質CD」と言われる“xrcd”による新世界の演奏に、講師をはじめ参加者の皆さんもゆったりと耳を傾けていました。


☆講座開催情報
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時間    13:30〜15:30
講師    三重県文化会館館長 梶 吉宏さん
参加者数  80名
参加費    無料
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☆参加者の声
・トスカニーニについて知らなかったことが詳しく分かり、大変感銘を受けました。久しぶりに素晴らしい音楽に触れ生き返りました。今後も期待して参加します。
・初参加でしたが広い会場だと迫力がありました。次回からも出来るだけ参加できればと思います。ドヴォルザーク「新世界」はCDとは思えない臨場感がありました。
・最近では殆ど聴くことがなかったトスカニーニ。昔の記憶がありますがあらためて感動しました。すごい指揮者です。又第3弾期待をしております。