学校向け文化体験プログラム
伝統文化を体感「三重の伝統文化を体験しよう!(狂言)」

開催日
2014年10月17日(金曜日)
開催時間
10時40分から12時15分まで
会場
松阪市立幸小学校
講師
三重県能楽連盟 森浩一さん ほか
参加児童数
6年生93名

松阪市立幸小学校6年生の皆さんに、狂言の授業を届けてきました。

 幸小学校では恒例となっているこのプログラム。子どもたちも大変興味を持って参加しています。

『柿山伏』の実演中はみんな教科書を片手に真剣に観ており、終演後には「柿を食べるところが面白かった」、「とんびのまねをして飛ぶところが面白かった」などの感想の声が上がりました。

他にも講師の家に代々伝わる面や扇子に触れる体験や、衣装を着つけてもらい『柿山伏』、『いろは』のせりふを発声する体験など、とても充実したプログラムとなりました。

 ☆プログラム内容

1.狂言のお話(舞台について、能との違い、稽古の話など)
2.「柿山伏」の鑑賞
3.道具に触れる体験(面・扇子)
4.代表の男女2名ずつで衣装の着付け・せりふ体験

文化体験パートナーシップ活動推進事業

 

参加者の声

  • 狂言について教えていただいただけでなく、人として大切なことについても子どもたちに考えさせる場面があり、学ぶところがあった。(先生)
  • 人生の先輩の考え方を生でうかがえた子どもたちはいろいろ考える良いチャンスをいただけたと思った。(先生)
  • 狂言についての先生の熱意が子どもたちに伝わったと思う。(先生)
  • 『柿山伏』を勉強して狂言はおもしろいな、と思っていたのでとても楽しみにしていたし、予想通り楽しい授業でした。(児童)
  • お二人の『柿山伏』はとてもいきいきしていて、見ている方も楽しくなっていきいきしてきました。(児童)
  • 『柿山伏』は前にテレビで見たのと柿の食べ方が違って、2回見てもちょっと違うところがあっておもしろいなあと思いました。(児童)
  • お面をかぶった時、見える範囲が狭くなってぶつかりそうになりました。けれど役者の人たちはお面をかぶりながら狂言をしているのですごいなと思いました。(児童)