放送大学共催講座 夏目漱石の「夢十夜」

この講座は、放送大学三重学習センターが普段学生向けに行っている高度なセミナーを、学生以外の一般県民の方々にも気軽に受講してもらえる機会として、三重県生涯学習センターとの共催により開催しました。
夜ごとの夢にもとづいて執筆したとされる「夢十夜」。どのような夢であったのか、そして夢の分析はどのようにすればよいのか、に焦点をあてお話されました。また、これまでにどのような研究がなされているのか、文芸評論家や作家がどのようにこの作品を読んできたのか、などいろいろな観点から作品を説明されました。
☆講座開催情報
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時間 14:00〜16:00
講師
放送大学三重学習センター客員教授
三重大学人文学部 教授 尾西 康充さん
参加費 無料
参加人数 82名
共催 放送大学三重学習センター
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☆参加者の声
夏目漱石の「夢十夜」とフロイトやユングの夢分析を絡ませての講演に興味を覚えました。ゆっくりと丁寧な話ぶりで、とてもよく理解できました。講演時間は2時間で丁度よいと思いました。
夢十夜、自分だけで読んでいてはあそこまでわからなかったので、とても興味深く聞けました。
作品解釈だけでなく漱石の時代背景などを、先生の実地調査などもふまえたお話を絡めて説明していただいたのが興味深かった。また、他の作品の文学講義も続けてください。
初めて講聴しましたが、先生のお話は丁寧で開きやすく面白かったです。近代日本文学の講座がまたあると嬉しいです。
文学とフロイト心理学の接点に興味を覚えました。様々な視点、知識をもって「文学」を読むと楽しくなると感じました。これ

は大変な努力が要求されますね。