学校向け文化体験プログラム「三重の伝統文化を体験しよう!(狂言)」

開催日
平成23年10月25日
開催場所
大台町立三瀬谷小学校 体育館

大台町立三瀬谷小学校の5・6年生のみなさんに、狂言のプログラムを届けてきました。

はじめに狂言師の森さんから、大きな声で話をして相手に自分の思いを伝えることの大切さをお話していただきました。ちょっと緊張気味の雰囲気の中、森さんが狂言の「笑い方」「泣き方」の実演をすると場は一気に和み、会場中が笑いに包まれました。恥ずかしがりながらも実演する子どもたちの様子を見て、先生と見学の保護者の方々も大喜びでした。

次に『柿山伏』の上演、そして道具の説明や面の体験の後、6年生の男女4名が衣装を着て狂言の一場面を演じる体験をしました。『柿山伏』の地主に山伏が囃し立てられ木から飛ぶ場面では、子どもたちが講師と一緒に、「飛びそうな」との台詞と手拍子で、山伏役の子を囃し立てたりして楽しんでいました。

5年生の子たちは、「来年は衣装を着たい」と次回を期待しているようでした。



☆プログラム開催情報
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日時  10月25日(火)13:45〜15:20
講師  三重県能楽連盟 森 浩一さん  
生徒数 5年生 33名  6年生 24名
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☆先生からの声
・日頃から反応したり自分を表現したりするのが苦手な子たちなので、よい刺激になったのではと感じました。ありがとうございました。
・次も期待しているようだった。良い経験だった。発声練習に役立てると言っていた。

☆子どもたちの声
・からすは「コカーコカー」と鳴くのがおどろきました。柿を食べるえんぎがおもしろかったです。【5年生】
・すごく歩き方がむずかしそうだった。3才からの練習を積み重ねて重ねたのを見せてもらいうれしかったです。【5年生】
・おもしろかったところは、はなしのかいわがよかった。そしておめんもおもしろかった。むずかしかったところは、大きな声で喜びや悲しみを表現するのがむずかしかった。【6年生】

(平成23年2学期)