学校向け文化体験プログラム「三重の伝統文化を体験しよう!(狂言)」

開催日
平成23年10月17日
開催場所
紀北町立船津小学校 体育館

この日は船津小学校で、狂言の『柿山伏』の鑑賞を全校児童で、その後の体験を3〜6年生で行ないました。

はじめは狂言師である森さんへ、全校児童で元気に挨拶をしました。それから狂言と能の違いや流派の紹介などお話いただきました。そしてまず5・6年生が、狂言独特の『笑い方』『泣き方』を練習しました。
場がほぐれてきたところで『柿山伏』を上演していただきました。低学年の子どもたちも、今まで見たことのない動きに目を奪われるように真剣に鑑賞していました。

休憩後の後半は、森さんがお持ちの面や衣装を使って体験をしました。6年生が顔に面をつけて歩いてみると、その姿に他の児童から笑いが起こりました。最後に男女2名ずつが衣装を着けて、『柿山伏』と『いろは(子どもが最初に習う狂言の演目)』を演じる体験をしました。残念ながら衣装を着ることができなかった児童たちからは、「それ着たい〜」「やりたい〜」との声が多く上がっていました。


☆プログラム開催情報
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日時  10月17日(月)13:10〜15:00
講師  三重県能楽連盟 森 浩一さん  
生徒数 1・2年生 11名(前半鑑賞のみ)
      3〜6年生 28名
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☆先生からの声
・「狂言」という日本独特の伝統文化に直に触れることができ、目の前で迫力のある舞台を見られたことは、子どもたちの感性を豊にしてくれるものだったと思います。また、なかなか触れることのできない衣装等身に付けさせてもらい、貴重な体験になったと思います。
・先週の金曜日から月曜日の狂言鑑賞をとても楽しみにしていた。1年生には少し難しい言い回しなどもあったが、雰囲気や声の大きさ足踏などからいろいろなことを感じとれたようでした。

☆子どもたちの声
・柿山伏はとても面白かったです。柿を食べる所で種を出す所まで表現できていたのがすごかったです。【6年生】
・本物の狂言の服やせんすをもたせてもらい見た目ではかんたんそうに見えるけど、やってみると意外とむずかしかったです。【5年生】
・どこからそんな大きな声をだせるかふしぎでした。【4年生】
・げき

のわらうところがおもしろかった。人をおんぶするのがすごかった。【3年生】

(平成23年2学期)