学校向け文化体験プログラム 科学で遊ぼう!「サイエンス講座〜手回し発電機とLED〜」

先週に引き続き庄内小学校へお邪魔して、6年生のみなさんにサイエンスの授業を届けてきました。6年生は教科書に合わせて、手回し発電機を使って、エネルギーを“造る”、そのエネルギーを“貯める”、そして貯めたエネルギーを“使う”実験を行ないました。
まずは「手回し発電機で本当に電気が造られるのか?」、この疑問に答えるため加藤先生が発電機を使いおもちゃの犬を動かしました。『ワン、ワン』と吼える犬に子どもたちから歓声があがりました。
手回し発電機を早く回すと豆電球の明るさが変化したり、逆回しにするとモーターが逆に回ったりといった、1つ1つの変化に喜ぶ子どもたち。実験が終わるごとに結果を書きとめ、学習効果を高めていました。また光温度計を使って裸電球・蛍光灯・LEDそれぞれの温度を計り、低い温度で光るLEDの“省エネ”効果を実感することができました。
最後に講師と代表4名で、20Wの電球を手回し発電機で点灯させる実験を行ないました。4人の代表は必死で発電機を回し、見事実験は成功しました。「電球1つ点けるのにどれだけ大変か分かってくれたかな?」との講師からの問いかけに、全員うなずいていました。
☆プログラム開催情報
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日時 10月14日(金)8:45〜10:20
講師 三重大学伊賀研究拠点 加藤 進さん
生徒数 6年生 22名
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☆先生からの声
・授業内容がわかりやすくなった。ほとんどの子が体験や操作をしながらの授業を、よく集中して聞いていました。
☆子どもたちからの声
・見えないエネルギーは「造る」「ためる」「使う(変える)」ことができることがわかりました。いろいろな実験をしてとても楽しかったです。
・最後の5人で電球をつけたことがとてもすごかったです。5人で1つの電球をつけることはすごくたいへんなんだなと思いました。
・先生の説明がわかりやすかった。今日はとても楽しかったです。
(平成23年2学期)

