学校向け文化体験プログラム「楽しい俳句」

開催日
平成24年10月9日
開催場所
津市立藤水小学校

津市立藤水小学校の4、5、6年生のみなさんに、『俳句』にふれて、理解を深める授業を各学年1名ずつ講師が担当し、1クラス2時限で実施しました。

子どもたちには事前に、俳句を詠むための“俳句のたね”を探しておいてもらい、授業を進めていきました。すでに俳句を詠めている子も多く、「それなら詠んだ俳句をもっと良いものにしよう」と学習を深めることにしました。詠んだ句を詠み返し、同じ内容の言葉はないか、置き換えられるもっとふさわしい言葉はないかを考えました。
『カブトムシけんかするときすごいなあ』
この句について、講師から「どうすごいけんかだったんだろう?けんかの様子をよく思い出して。」とアドバイス。そうすると詠んだ子からは「角でけんかしてた!」と答えました。そして自分で『カブトムシつのをあわせてけんかする』と詠み直しました。
授業の最後には、「ただ詠むだけでなく、“俳句のたね”をよく見てよく思い出すことが大事」と締めくくられました。


☆プログラム内容
1.俳句の基本
2.詠んだ句を詠み返してみる
  よりふさわしい言葉を探す
3.発表
4.友だちの句の中から好きな句を選ぶ


☆プログラム開催情報
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日時   10月9日(火)8:45〜12:20
講師   俳人 前田 照子 さんほか2名  
児童数  4年生 58名
       5年生 24名
       6年生 49名   
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☆先生からの声
・俳句の良い例、改善すべき点を、例を出して教えていただきとてもわかりやすかった。
・いつもは俳句を作るのが苦手な子も、先生に相談にのっていただいたおかげで良い句が出き満足そうにしていました。
・新しい発見や気づきがあったようである。できた俳句をみてみんな達成感をもっていたようである。


☆子どもたちの声
・もう少し俳句を書きたかったし、もっと俳句はうまくなりたいです。(4年生)
・たのしかったのでこれからもはいくのじゅぎょうをふやしてほしい。(4年生)
・みんなのはいくがいつもよりうまくてびっくりしました。(5年生)
・(学校での

)俳句大会でもっといい俳句を作って、学校のみんなの前ではっぴょうできたらなと思います。(6年生)
・俳句も奥がふかくて、今までしらなかったこともたくさんしれました。(6年生)