三重のまなび2012 まなびぃすとセミナー 講座ボランティア企画 第42回シリーズ名盤を聴く「鍵盤の獅子王 ヴィルヘルム・バックハウス特集」

開催日
平成24年7月21日
開催場所
三重県生涯学習センター 2階 視聴覚室

クラシック音楽史上不滅の名盤を紹介する「シリーズ名盤を聴く」。今回はシリーズ第42回目として、数少ないベートーヴェン直系の弟子にあたり、特にベートーヴェンやブラームスを核心とするドイツ音楽最大のピアニストと評される“ヴィルヘルム・バックハウス”を特集しました。
講師の三重県文化会館 梶館長の膨大な音楽コレクションの中から、貴重なCDや映像を紹介していただきました。

☆プログラム☆
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1、ショパン 練習曲 イ短調 Op.25−11「木枯らし」(CD)
2、リスト ハンガリー狂詩曲 第12番 嬰ハ短調(CD)
3、ベートーヴェン ピアノ・ソナタ ハ短調 Op.13「悲愴」(CD)
4、シューベルト 即興曲 変イ長調 D.936−2 Op.142−2(CD)
5、インタビュー (映像)
6、ベートーヴェン ピアノ協奏曲 第4番  ト長調 Op.58(映像)
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1916年に録音された演奏や、バックハウスが83歳のときに自宅で撮影された、インタビューの映像などを堪能するとともに、講師の解説と、資料として配布される、講座ボランティアの方が作成する略年譜や、県立図書館作成の関連図書リストなどを参考に、音楽を聴くだけでなく“バックハウス”について学んでいただく機会となりました。



☆講座開催情報
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時間    13:30〜15:30
講師    三重県文化会館館長 梶 吉宏さん
参加者数  91名
参加費    無料
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☆参加者の声
・初参加です。是非これからも参加したいと思いました。人間ってすごいって思いました。バックハウス長生きしてくれてありがとう。音楽で涙が出そうになったのは初めてです。私も生きていてよかったです。このような機会にめぐりあえて嬉しいです。

・今回のヴィルヘルム・バックハウスはとてもすばらしかった。特にリストはいままで聞いたことがないように思います。83才の時のピアノ演奏もすばらしかった。次回も楽しみです。