学校向け文化体験プログラム 音楽に感動!「日本音楽の楽しさを体験しよう!」

津市立修成小学校5年生の皆さんにお箏の体験授業を届けてきました。
授業開始のチャイムより少し前に集合して、自分の手にあう“爪”をつけてもらい、お部屋に並べられたお箏の前に2人1組になって座りました。
まずは講師であるお箏の先生から、お箏のしくみや楽譜についてのお話を聞きました。お箏の楽譜はいつも見慣れている音符ではなく、漢数字で表されています。その漢字がどの音(弦)にあたるのかを教えてもらい、さっそく課題曲である『さくら』の練習を始めました。
はじめは爪で弦をはじくことにだいぶ苦戦していましたが、4小節、できたら少しのばして8小節…と練習を進めるうちに、少しずつ弾けるようになってきました。何度も練習したあと、みんなで合奏しました。みんな難しいと言いながらも一生懸命演奏してくれました。
最後に、講師(箏)と学校の先生(尺八)の共演で『春の海』を鑑賞しました。講師の手元を見て「すごい!」と顔を見合わせたり、リズムをとったり、じっと見入ったり、それぞれに演奏を楽しんでいました。
☆プログラム内容
1.お箏についてお話を聞く
(お箏の仕組みや楽譜の見方について)
2.課題曲「さくら」の練習
3.みんなで合奏
4.模範演奏の鑑賞
☆プログラム開催情報
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日時 10月23日(火)13:30〜15:20
講師 三重県三曲協会のみなさん
児童数 5年生 67名
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☆先生からの声
・はじめは難しそうにしていましたが、曲が弾けるようになってくると顔がいきいきとしだして、とても楽しそうでした。最後の先生方の演奏は興味深そうに聴いていました。
☆子どもたちの声
・親指で「七七八、七七八…」ときれいな音が出たので和楽器っていいな〜て思いました。
・おこと教室があったら、習いたいなと思いました。最後にえんそうしてくださった「春の海」よく聞く曲だけど、いつもとちがって美しく聞こえました。
・今までの音楽で1番楽しかったです。
・お箏は家にあるけど小さいときはてきとうにひいていたけど今回おしえてもらって家にあるのもちゃんとひけるようになったと思います。


