まなびぃすとセミナー「よく死ぬことはよく生きること〜尊厳ある最期を迎えるために今できること〜」

毎年開催している(社)三重県専修学校協会との連携事業として、今年度は、鈴鹿市にある鈴鹿文化学園 鈴鹿オフィスワーク医療福祉専門学校と共催し、「尊厳死」についての講座を開催しました。
講座の前半では、講師が実際に医療現場で体験した「看取り」と「尊厳死」、そして講師の提唱する「平穏死」についてのお話をしていただきました。
後半は受講者一人ひとりが「事前指示書(リビングウィル)」を作成しました。
自身の終末期にどのような死を迎えたいかということは、ただ思っているだけでは周囲の人には伝わらないもので、素早い判断を求められる医療現場などでは望まぬ投薬・延命治療をされることもあります。
終末期を自分らしく暮らすために、自分の最期を自分で決めるためのツールとして、事前指示書やエンディングノート、ライフデザインノートなどを紹介していただきました。
また、残される家族の心情に配慮するなら、家族で話し合うことも大切だと締めくくられました。
☆講座開催情報
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時間 13:30〜15:30
参加人数 30名
参加費 無料
講師 鈴鹿オフィスワーク医療福祉専門学校
水町 一恵さん、堀江 亜希さん
共催 社団法人 三重県専修学校協会
協力 学校法人 鈴鹿文化学園
鈴鹿オフィスワーク医療福祉専門学校
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☆参加者の声
・最近ある機会に平穏死(尊厳死)の本を紹介していただき、今読んでいますので、楽しんで出席させていただきました。今日の講座はとてもよい機会となりました。
・先のこととはいえ必ずやってくる死について、折りにふれ家族で話し合う機会を持ちたいと思う。
・よく理解できました。今すでに高齢ですが、自分のこととして考えていきたいです。ありがとうございました。
☆キーワード・・・老後、暮らし
