まなびぃすとセミナー「よく死ぬことはよく生きること〜尊厳ある最期を迎えるために今できること〜」

開催日
平成24年11月17日
開催場所
三重県生涯学習センター 2階 視聴覚室

毎年開催している(社)三重県専修学校協会との連携事業として、今年度は、鈴鹿市にある鈴鹿文化学園 鈴鹿オフィスワーク医療福祉専門学校と共催し、「尊厳死」についての講座を開催しました。

講座の前半では、講師が実際に医療現場で体験した「看取り」と「尊厳死」、そして講師の提唱する「平穏死」についてのお話をしていただきました。
後半は受講者一人ひとりが「事前指示書(リビングウィル)」を作成しました。

自身の終末期にどのような死を迎えたいかということは、ただ思っているだけでは周囲の人には伝わらないもので、素早い判断を求められる医療現場などでは望まぬ投薬・延命治療をされることもあります。
終末期を自分らしく暮らすために、自分の最期を自分で決めるためのツールとして、事前指示書やエンディングノート、ライフデザインノートなどを紹介していただきました。
また、残される家族の心情に配慮するなら、家族で話し合うことも大切だと締めくくられました。


☆講座開催情報


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時間   13:30〜15:30
     
参加人数 30名

参加費  無料

講師   鈴鹿オフィスワーク医療福祉専門学校  
      水町 一恵さん、堀江 亜希さん 

共催   社団法人 三重県専修学校協会

協力   学校法人 鈴鹿文化学園 
      鈴鹿オフィスワーク医療福祉専門学校
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☆参加者の声

・最近ある機会に平穏死(尊厳死)の本を紹介していただき、今読んでいますので、楽しんで出席させていただきました。今日の講座はとてもよい機会となりました。

・先のこととはいえ必ずやってくる死について、折りにふれ家族で話し合う機会を持ちたいと思う。

・よく理解できました。今すでに高齢ですが、自分のこととして考えていきたいです。ありがとうございました。


☆キーワード・・・老後、暮らし