学校向け文化体験プログラム 「土器にふれよう!斎宮を知ろう!」

開催日
平成24年6月15日
開催場所
松阪市立第三小学校

松阪市立第三小学校6年生のみなさんに、「土器にふれよう!斎宮を知ろう!」の授業を届けてきました。

まずは斎王と斎王が生きた時代のお話を聞きました。(“さいおう”とは、伊勢神宮の神さまにつかえるために京の都から伊勢(今の三重県)へやってきたお姫さまのこと)
次に、100年前の第三小学校周辺の地図を見ながら自分の家はどのあたりかを探すことで、資料から昔の様子を知ることができました。その後、斎宮跡で発掘された土器についてのお話を聞き、実際に土器に触る体験をしました。土師器(はじき)や緑釉陶器(りょくゆうとうき)など、土器の種類によって色も手触りも違います。子どもたちは匂いを嗅いだり中を覗いたりして熱心に観察しました。そして最後に土器を作る体験です。自分の作りたいものを講師や先生と相談しながら、最後まで熱心に作り上げました。

☆プログラム内容
1.パネルを使って、斎王(平安時代)のお話。
2.100年前の地図(第三小学校周辺)を見て、昔のことを調べる。
3.本物の土器を見る・触る体験。
4.土器を作る体験。


☆プログラム開催情報
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日時  6月15日(金)13:45〜15:45
講師  斎宮歴史博物館  中川 明さん  
児童数 6年生 53名 
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☆先生からの声
・土器作りは、とても良い体験でした。本物の土器を見たり、触れたりできて、いきいきしていた。
・子どもはかわるかもしれませんが、来年度以降担当する学年でも今回の授業ができればいいなと思います。

☆子どもたちの声
・ぼくは昔の土器を見て、「昔の物が今の時代にあるってすごいなぁ〜」と思いました。
・その時代にふれたのでよかったです。斎宮は近いのでまた夏休みに行きたいです。
・ぼくは緑釉陶器がよくて、ぼくの好きな緑でしかもつるつるで手ざわりがよかった。そして、土器作りのむずかしさもよくわかりとても楽しかったです。
・土器の種類がいっぱいあってびっくりしました。いろいろな土器にさわれてよかったです。
・ちょうど社会科で授業していたところをもっとくわしく知ることができたのでよかったです。