学校向け文化体験プログラム「日本音楽の楽しさを体験しよう!」

お箏の体験授業を四日市市立塩浜小学校の5年生・6年生の皆さんに届けてきました。
お部屋に並べられたたくさんのお箏を前に緊張ぎみにお部屋に入ってきた子どもたち。
静かに座って、まずは講師6名による模範演奏を聴きました。
優しいながらもどこか迫力の演奏に聴き入ります。
そして2人1組にわかれ、爪を合わせたら練習スタートです。
お箏の楽譜はいつも見慣れているト音記号ではなく、漢数字で音が表されています。講師から、お箏を演奏するときの座り方や「さ、く、ら・・・」の音を表す漢数字、弦の位置などを教えてもらい一生懸命練習しました。
「難しい〜」と言いながらも、講師のお話をしっかり聞き、ペアの子同士で教えあって練習し、最後にはピンと張った音の「さくら」の合奏を聴かせてくれました。
☆プログラム内容
1.模範演奏を聴く
2.課題曲「さくら」の練習
3.みんなで合奏
☆プログラム開催情報
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日時 1月23日(月)10:25〜12:30
講師 三重県三曲協会のみなさん
児童数 5年生 36名、6年生 39名
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☆先生からの声
・箏の数を沢山準備していただき、子どもたちが1曲を弾けるようになるまでできて満足しました。また、もっとやってみたいという興味を持てて今後につながっていく、よい体験となりました。
・体験してやってみることが一番の学びにつながるということがわかってよかったです。
・子どもたちが想像以上に楽しんでいました。ことを習ってみたい、という子もいて、びっくりしました。特別支援学級籍の子どもたちもとてもよろこんでいました。生き生きとしていてよかったです。
☆子どもたちの声
・最初から最後までとおったらすごく気持ちよかったしとってもうれしかった。
・初めて、おことを見て、さわって音をならして、とてもきれいな音だった。「さくら」を上手にひけて、うれしかったし、楽しかった。
・始める前に、おことの先生たちがひいていて、とてもかっこよかったと思います。
・だんだんひけるようになっていくと、すごく楽しくなってきました。そして、中学校に入った

らお琴部に入ってみたいなという気持ちになりました。
(平成23年度3学期)
