三重のまなび2009・まなびぃすとセミナー「『伊勢物語』と斎宮〜禁断の恋のゆくえ〜」

『伊勢物語』第69段「狩の使」は斎宮に関連するもっとも有名な王朝物語です。しかし『伊勢物語』の名前の由来も幾つかの説があることや、また、物語の解釈の仕方も、その時代その時代で『伊勢物語』を読む層も読み方も変わるため、いまだに決着がついていないことなどを、在原業平の生涯やその時代の斎宮の様子などと照らし合わせながら解説いただきました。また後半では、「かわせみ座」による、斎王紙芝居「ながこひめの伊勢物語」が上演されました。
また、斎宮歴史博物館で開催中の特別展「伊勢物語 狩の使と斎宮」に関連したパネル展示を、10月10日から11月3日まで生涯学習棟1階エントランスにて行っており、講座に参加されたお客様も興味深く見学されていました。
☆講座開催情報
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時 間 14:00〜16:00
共 催 斎宮歴史博物館
講 師 斎宮歴史博物館 学芸普及課
課長 榎村 寛之さん
参加人数 86名
参加費 無料
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☆参加者の声
「とてもよかったです。講演も息つく間もなく熱中しました。紙芝居すばらしかったです。ありがとうございました。」
「講師のユーモアのある話と紙芝居の演出で楽しませて頂きました。」
☆キーワード・・・文学 歴史

