三重のまなび2010 まなびぃすとセミナー ボランティア企画  第36回シリーズ名盤を聴く「世紀のヴァイオリニスト ヤッシャ・ハイフェッツ特集」

開催日
平成22年11月27日
開催場所
三重県生涯学習センター 2階 視聴覚室

名盤を聴くシリーズ第36回は、完璧なテクニックで他の追随を許さなかった天才ヴァイオリニスト「ヤッシャ・ハイフェッツ」を特集しました。

名盤コレクターでもある講師の膨大な所蔵品の中から、さまざまな演奏家をピックアップして特集しています。
今回は、1924年に録音されたカルメン幻想曲をはじめに、亜麻色の髪の乙女、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲ニ長調などを、CDや映像で堪能しました。ツィゴイネルワイゼンを聴いた後の講師の解説では、「後半の早弾きでは交響楽団が追い付いていない。普通なら音を落としそうなものだが一切なく、本当にすごい。こんな人はもう出てこないのでは」と語っていました。また、「ハイフェッツを語る」という映像では、機械的な演奏で冷たい印象を与えがちだが、本来はユーモアあふれる優しい人であったという裏話などが披露されていました。



☆講座開催情報
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時間    13:30〜15:30
講師    三重県文化会館館長 梶 吉宏さん
参加者数  65名
参加費    無料
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☆参加者の声
・今日で2回目の参加です。先生のお話に、音楽への私の世界が広げられていって、感謝いたしております。ハイフェッツさんの技巧に圧倒されました。これからも、もっともっとよい音楽を聴いていきたいです。これからも先生のお話を楽しみにしております。ありがとうございました。
・珍しい映像、CDを聴かせていただき、ありがとうございました。バイオリニストとしての「ハイフェッツ」の名は知っておりましたが、意識して耳を傾けるのは、はじめてで、改めて意識しました。
・素晴しい技巧はさることながら、難しそうな曲でも音色の美しさは変わらず感動しました。また好きな演奏家を知ることができ、うれしく思います。