学校向け文化体験プログラム「化石レプリカつくり」

化石レプリカをつくるプログラムを、津市立西が丘小学校3年生へ届けてきました。
博物館の講師と、プログラムの企画運営を一緒に考えていただいたPTAの方々にもご協力いただき、前日から教室の準備を行ないました。準備を進めるうちに、子どもたちがどんなレプリカをつくるのか、期待が高まりました。
そして当日、まず体育館でホンモノの化石や大きなレプリカを並べ、講師から化石のお話をしていただきました。大きなトバリュウの大腿骨のレプリカなどに「大きい!」との歓声が上がり、直接そばで見て触れる機会には、講師の説明を熱心に聞き入る子どもたちの姿がありました。
次に教室へ移動し、保護者の方々と一緒に実際にレプリカをつくりました。どの化石のレプリカをつくるか迷う子どもたち。横に座った保護者の方と交代で石膏を混ぜたりしながら楽しそうにつくっていました。
また今回は、これから学校で一緒に活動していただく文化ボランティアのデビューとなりました。前日の準備から道具の片付け、レプリカつくりの補助まで、大人数での実施となったプログラムになくてはならない存在でした。
☆プログラム開催情報
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時間 8:45〜12:15
講師 三重県立博物館 小竹 一之さんほか生徒数 3年生134名
1・2組 8:45〜10:25
3・4組 10:45〜12:15
文化ボランティア 10名
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☆子どもたちの声
・むずかしかったことろは、みずのなかに、どれだけこなをいれればいいかわからなか ったです。かたをとってから、できてうれしかったです。すごくすごくたのしかった です。またひらいてください。
・レプリカのひょうめんを平らにするのがむずかしかった。アンモナイトはさわれたや つはすんごく大きかった。でもレプリカで作ったアンモナイトは小さかったです。
・えきたいを流すドキドキやせっこうをまぜるのが楽しかった。ぼくが作った物は小さ かったけどリアルだった。せいよう虫はかわいかった。
(平成22年2学期)

