学校向け文化体験プログラム「弦楽器の楽しさを体験しよう!」

開催日
平成21年11月20日
開催場所
松阪市立伊勢寺小学校

 この日は、松阪市立伊勢寺小学校にお邪魔して、弦楽器のヴァイオリンを体験する授業を届けてきました。弦楽器のプログラムの実施は、伊勢寺小学校が初めてで、先生方も研究を重ねて準備をしてくださいました。

 授業のはじまりは、ヴァイオリンの演奏から。「ロンディーノ」「チィゴイネルワイゼン」と演奏が進むにつれ、子どもたちの目は、演奏者の手の動きや表情に釘付けになっていました。その後、班に別れ「キラキラ星」を練習しました。身長に合わせた大きさのヴァイオリンで持ち方から習い、あらかじめシールが貼られた箇所の弦を押さえ弓を引きました。そして正しい音が出ると「弾けた!」と喜ぶ子どもたち。また別の班は、鉛筆を使い弓の持ち方を習って、本物のヴァイオリンの練習に備えました。
 
 そして、先生方による指揮、ヴァイオリン、ピアノ、チェロを加えて、班ごとに合奏をしました。プログラム終了後、「肩が痛い〜」「間違えた…」と口々に話しながら、競うようにヴァイオリンを片付ける子どもたちの姿が、とても印象的でした。

☆プログラム開催情報
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時 間 10:40〜12:15

先 生 NPO法人三重県文化協会
     三重県弦楽指導者協会
     野上 阜三博さん 
     ほか4名

生徒数 6年生 28名
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☆子どもたちの感想(原文のまま)
「てがだるくなった。でもたのしかった」
「初めてヴァイオリンをひいてみたけど、最初は正確な音が出なかったけど、指導してくれる人が一生けんめい教えてもらったおかげで音がでるようになりました。プロの人たちの演奏はとても上手でした」
「私はヴァイオリンなんて体験したことがなくて、ヴァイオリンがとても軽くてビックリしました。ひいてみたらはじめは変な音が出たけど、あとからうまくひけるようになっておもしろかったです。またこんな授業をうけてみたいです」
「細かいゆびの動きや持ち方などがすごくむずかしかった」
「生まれて初めてバイオリンをみたことがよかったです。そしてバイオリンは持つのもすごくむずかしかったです。またやりたいです」

☆キーワード・・・楽器 演奏 体験 音楽

(平成21年2学期)