みんなで支える学校みんなで育てる子ども-学校支援の現状と課題を考える-

開催日
平成22年7月21日
開催場所
三重県文化会館大会議室

平成22年度第1回社会教育研修セミナーとして開催しました。
今、地域の力を学校教育でも活かし、地域みんなで子どもを育てるという活動が全国的に進められています。その取組のひとつ「学校支援地域本部事業」について、全国的にも先進的とされている東京都杉並区の事例と、三重県における現状について学びました。

第1部では、東京都杉並区で実際に学校教育コーディネーターとして活躍されている平田敬子さんに事例発表をしていただきました。
ある支援活動がこの学校でうまくいったからといって別の学校でも成功するとは限らず、個々の学校によってオーダーメイドしていくもの。またボランティアが自分の得意なものを披露するだけの場にならぬよう、学校が求めていることを理解することなど、ご自身のコーディネーターとしての経験から感じたことを話され、学校は、もはや学校教育だけで行う時代ではないと、強調されました。

また第2部では、学校地域支援本部についての解説や、三重県の現状についての報告がありました。

☆講座開催情報
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時 間  13:30〜15:30
講 師  杉並区 学校教育コーディネーター平田敬子さん
参加費  無 料
参加人数 74名
共 催  三重県教育委員会 三重県社会教育委員連絡協議会
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☆参加者の声

・いろいろな経験をもった大人との交流は、人間性豊かな子どもの育成に大変良いことだと思う。地域の方が入っていきやすい学校づくりが大事だし、また地域の方も積極的に気軽に声をかけていくことが大事だと思う。

・地域力の低下が問題となっている点について、子どもは世代をつなぐ大切な人です。家庭教育、学校教育、しっかりと育てていきたいものです。

☆キーワード
学校支援  地域コーディネーター ボランティア 富士見丘小学校