三重のまなび2008・まなびぃすとセミナー「おはし工房〜森を育てよう〜」

☆日 時
12月21日(日)14:00〜16:00
☆講 師
NPO法人海虹路(えころ)
代表 池田 比早子さん
☆参加人数 20名(子ども10名・大人10名)
☆参加費 600円(材料代)
☆講座内容
冬休みを目前に控えた日曜日、小学生の親子を対象に尾鷲ひのきの間伐材を使った「おはし作り」を開催しました。
間伐材とは元気な森を育てるために間引かれた木のことで、間伐をしない荒れた人工林は日の光が届きにくく、また光合成も行なわれにくくなり、森林の機能を果たすことが難しいとのお話をしていただきました。
そしてお話のあとは、のこぎりやナイフを使いおはしを作り始めました。木を削りだした頃は手つきが危なかったお子さんも、時間が経つにしたがいどんどん上手になり、40分から1時間ほどで形になっていきました。紙やすりで全体を整えて模様をつけ、おはしが出来上がりました。
それぞれ自分で作ったおはしを持った子どもたちに池田さんは「切ってもいい木があること、切ってはいけない木があることを覚えておいてほしい」とおっしゃていました。
☆参加者の感想
(子どもたちから)
「小刀でけずるのはむずかしかったけどおもしろかった。おわった後はたっせいかんがあった」
「木をけずるところがむずかしかった」
(保護者から)
「あまり考えたことのない木のことがよく分かった。おはし作りはたいへん楽しかった」
「皆さんとてもあったかくてはじめてのマイはし作り、とても楽しむ事が出来ました。子どもにとっても木を育てるしくみや小刀の使い方など、学ぶ事も多くてとても良かったです。ありがとうございました」

