三重のまなび2010 まなびぃすとセミナー 「明治期県庁文書で三重を知る」

開催日
平成22年11月3日
開催場所
三重県生涯学習センター 4階 大研修室

三重県庁に保存されている明治期の文書・絵図類が2010年3月に三重県有形文化財に指定されたのを記念して、三重県立図書館2階の文学コーナーで「県庁に残された文書・絵図」展(H22.11.3〜H22.11.7)が開催され、展示会にちなんだ講座を行いました。
三重県には、全国でも屈指の数の明治以降の県庁文書が残されています。前半では、「三重県行政文書の構成と概要」として、文書の種類や、絵図・地図などの説明があり、後半では「三重県特有の資料とその背景」として、三重県域の行政組織の変遷や三重県の成立過程、三重県から発生した地租改正一揆、明治期の産業と起業者についてなど、当時の三重県の様子について様々な角度からお話いただきました。講座終了後には、文書のミニ展示があり、参加者の方は、普段は目にすることのできない文書や絵図類を興味深くご覧になっていました。




☆講座開催情報
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時間   13:30〜15:30

共催   三重県 生活・文化部

講師   三重県 生活・文化部 文化振興室県史編さんグループ
      県史編さん専門員 吉村 利男さん 
     
参加人数 102名

参加費  無料
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☆参加者の声
・三重県について幅広いテーマからお話をして頂き、知らない事を多く知れました。ありがとうございました。
・三重県の県名の由来が詳しく聞けた。度会県が北勢(桑名郡など)にあったのは驚きであった。
・わたしは他県人ですが、今回の講座で三重県の歴史がよくわかりました。