講座ボランティア企画 郷土を歩こう!特別編
【世界を歩こう!〜一万キロの轍・中原の風に吹かれて〜】の事業報告

県内でフィールドワークを行なう講座「郷土を歩こう!」の特別編として、三重県から世界に飛び出した2名の教員の方々に講演いただきました。
最初に、自転車一人旅でアメリカや欧州、アジアを回った弓場先生から『一万キロの轍』と題してお話しいただきました。北米での沙漠越えや、まるで県境かのように簡単に越えられる欧州の国境など、日本と世界の違いにとても驚かれたそうです。弓場先生がこれらの旅を振り返り、困った時に何度も助けられた経験を交えて、「人情は万国共通だなと強く感じた」と語っていただきました。
次に三重県から中国河南師範大学へ日本語指導教員として派遣された大井先生が、その時の体験を『中原の風に吹かれて』と題してお話しいただきました。黄河の中流域の南部に位置する河南省は、乾燥が激しく、水分をこまめに補給しなければのどを痛めてしまうので、2Lほどの水を手元に置きながら授業を行なったり、食事を大切にする国民性を考慮し、休み時間が長く夜9時まである時間割など、ニュースなどでは知ることができない中国の一面をお話しいただきました。
お二人の話に共通することは、「百聞は一見にもならない」ということ。最後に「私たちが普段目にする情報は切り取られた一部であり、直接体験しなければ本当のことはわからない。是非外国に出てその土地の暮らしに触れて欲しい。」と締めくくられました。


- 興味のある内容でしたので楽しめました。写真が多くて良かったです。第2弾を希望します。
- 旅のあり方を色々教えて頂きました。ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
- 貴重の体験を教えていただき、大変よかった。自分で歩いて、自分の眼で足で感じたいと思った。