学校向け文化体験プログラム「楽しい俳句」

開催日
平成22年6月4日
開催場所
津市立安西小学校

津市立安西小学校へ「俳句」の授業を届けてきました。

まずはじめに、俳句を題材に虫食いクイズに挑戦しました。
『新しい自転車で○○を追いかける』
「あなたなら何を入れる?」講師の問いかけに子どもたちはうーん・・・と悩み込みます。俳句の決まり事は「季語」を入れること。でも子ども俳句には季語を入れなくてもいいので自由に考えるよう促します。題材としている俳句があるので、正解はもちろんありますが、講師は、子どもたちそれぞれの「気持ち」が表現された答えはすべて正解だと拍手してくださりました。

次に、校庭に出て俳句を作りました。
校庭に出たとたんトカゲに遭遇しました。
「トカゲも季語なんだよ」と講師。さっそく季語をみつけました。子どもたちと一緒に講師も先生も校長先生も、センター職員も全員で校庭を歩きながら色んな季語を見つけ句を詠みました。

全員の俳句を鑑賞した後、最後に松尾芭蕉の
俳句を講師から紹介していただきました。
『さまざまなこと思いだす桜かな』
「この句をずっと覚えていてね。」と講師。大人になった時、はじめて会った人にこの句のことを話し、俳句を通して自分のふるさとのことや、自分のことが説明できると、お話していただきました。

☆プログラム開催情報
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時間 10:45〜11:30
講師 神田 ひろみさん
生徒数 6年生4名
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☆子どもたちの声

・最後にあった、外に出て、俳句をつくったりするのが楽しかったです。なぜかというと、
外に出て、色々な物があったりするので、俳句をつくりやすくて、おもしろかったです。
・俳句を作るときがむずかしかったです。□(しかく)の部分をあてるのもむずかしかったです。
でもすごいと思った俳句もたくさんありました。色んな俳句があっておもしろかったです。
・俳句をつくるのがすごくむずかしくて、すっかり季語を入れるのをわすれてました。
俳句は17文字の中で自分の気持ちを入れるので、やっぱり俳句は、むずかしかったです。

(平成22年1学期)