学校向け文化体験プログラム「楽しい川柳」

開催日
平成22年5月13日
開催場所
松阪市立機殿小学校

 この日は「世界で一番短い詩」である川柳の楽しさを届けに、松阪市立機殿小学校へお邪魔しました。

 川柳を体験するのは6年生8名のみなさん。この授業まで俳句も詠んだことがないとのことでしたが、当日までに講師手づくりのプリントで事前学習をすませ、全員川柳を詠んでくれていました。
 授業は、子どもたちの句の発表と創作時に感じた疑問点の質問を中心に進んでいきました。そして講師からの「川柳は“感動”を詠むものであり“味”も必要です」とのお話を聞き、もう一度創作にチャレンジ。川柳に初めて触れたとは思えない柔軟な発想力に、講師の方々も感心されていました。

 体験終了後も子どもたちの間では、「五・七・五」でまとめて表現することが流行っているらしく、日本の伝統文化に自然に触れることができたのかなと嬉しくなるプログラムとなりました。


☆プログラム開催情報
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時間 10:45〜11:30
講師 三重番傘川柳会 伊藤 忠昭さんほか
生徒数 6年生8名
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☆子どもたちの声
・川柳ってすごく楽しいなぁと思いました。あいている時間に作りたいです。
「ありがとう また来て下さい まってます」
・意外なことにポッとうかんできてすごくよかった。「しゅ」は一音とかがわかった。
・川柳は考えるのがむずかしかったです。でもみんなの川柳を聞くのは楽しかったです。みんなの川柳をまた聞きたいです。

(平成22年1学期)