学校向け文化体験プログラム「日本音楽の楽しさを体験しよう!」

今年度最初の文化体験プログラムは、松阪市立機殿小学校の4年生から6年生のみなさんへ、お箏を体験する邦楽授業を届けてきました。
プログラムはまず全校生徒が集まってお箏の演奏を鑑賞しました。演奏曲は「春の海」と体験課題曲の「さくらさくら」。初めて聴くお箏の生の音色に、子どもたちは真剣に聴き入っていました。
体験は2つのグループに別れ練習しました。お箏の前で正座をし、姿勢を整えてから練習を始めた子どもたち。最初は小さい音しか出なかった子も、講師からの指導で見違えるような音が出せるようになっていました。また友だちが練習している隣に座り、一緒に練習する姿もあり、子どもたちは1時間半ほどの体験授業を満喫できたようでした。
☆プログラム開催情報
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時間 10:45〜12:20
講師 三重県三曲協会 青木 琴里さんほか
生徒数 4年生9名
5年生11名
6年生8名
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☆子どもたちの声
・弦をはじくのがむずかしかった。さくらさくらが最後までできてうれしかった。連続ではじくのがおもしろかった。またやってみたいし聞いてみたい。(6年生)
・はじきかたや高い音の出し方などはむずかしかった。一つ音がとんでいるのに、げんは一つもとばさずにしてもちゃんと音が出ていたのでなんでだろう?と思っていたけど、ちょうせつしてくれていたとわかってそうだったんだ!と思った。最後まで全部ひけてよかったです。(5年生)
・はじめておことをするのでむずかしくて、でも1つでも音が出るとうれしかったです。おこともすごく長くてびっくりしました。珍しい日本のがっきは、はじめてみるのでよかったです。本当にうれしかったです。ありがとうございました。(4年生)
(平成22年1学期)

