文化ボランティアと施設が「子ども」のためにできること

■午前 バックステージツアーの見学
(紀北町立三浦小学校さんの社会見学に同行)
午後 講演会/交流会
「次世代へ繋ぐ、文化ボランティア活動の楽しさ」
講師 しが文化芸術学習支援センター
津屋 結唱子さん
■参加者数 40名
■講座内容
未来の文化の担い手である「子どもたち」のために、文化・生涯学習施設で活躍されているボランティアと施設関係者が力を合わせてできることについて考え、交流する講座を開催しました。
午前は三重県総合文化センターと施設ボランティアが協働して実施している「社会見学」事業の取り組みの実際の様子を見せて頂きました。普段は絶対に見ることのできない劇場の裏側を探検する子どもたちと、劇場スタッフ、ボランティアの方との生のやりとりを見学しました。
昼食をはさんで、午後からは滋賀県での取り組みを、しが文化芸術学習支援センター 津屋結唱子さんにお話し頂きました。美術館、博物館と子どもを繋ぐコーディネーターとしての日々の取り組みの様子や、ホンモノのアート(芸術)に触れることで劇的に変わっていく子どもたちの目の輝き、その変化を間近でみた大人たちの驚きの表情など、貴重な映像を交えながらお話しいただきました。
最後にグループに分かれて、今日一日の感想や自分たちのボランティア活動について話し合いました。各グループが普段の活動の中で感じている疑問や不満などを発表し、津屋さんから多くのアドバイスをいただきました。
■参加者の感想(アンケートより)
「普段気が付かない大切なことを思い起こさせてもらった。」
「仕事をしながらでもボランティアしていきたいと思いました。」
「津屋先生のお話の中での“子どもの瞳がきらきら輝く瞬間”が自分も見ることができるようなボランティア活動を目ざして、微力ながらこれからも活動していきたいです。」


