事業報告「報告！まなびの現場から」

　本能寺の変以降の豊臣政権誕生に至るまでの過程と、豊臣政権における伊勢国の様相について、秀吉の書状や秀吉事記などの貴重な資料を読み解きながら、詳しく解説していただきました。天正11年・12年の戦いを通じて拡大したとされる勢力争いの真相や、書状の中の印判や花押が権力の象徴であったことなど、隠れた秘密についてお話していただきました。

　また、特に秀吉と家康が戦った小牧・長久手の戦いにおいて、北伊勢を押さえていた秀吉が天下統一を果たしたことなど、「伊勢国」が重要な役割を果たしていたことなどを紹介していただきました。