学校向け文化体験プログラム「日本音楽の楽しさを体験しよう」

今年度最後の日本音楽の体験を実施したのは、津市立片田小学校6年生のみなさんで、お箏と尺八に挑戦してもらいました。
授業中であったにも関わらず、手を止めてお箏の搬入を手伝ってくれた子どもたち。体験授業は、教科書にも載っている『春の海』の演奏から始まりました。それからまず、尺八の体験を行ないました。尺八の歴史や素材・構造のお話を聞いたあと、プラスチックのパイプで作られた尺八を使い、音を出す練習をしました。なかなか音が出なくても、それも楽しんでいる様子でした。
次にお箏で『さくら』を練習しました。6年生ということで、少し難しい譜面を使いましたが、なんとか弾きこなそうと一生懸命取り組んでいました。最後は『さくら』を合奏し、少し自信をつけた子どもたちの表情が印象的でした。
☆プログラム開催情報
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時 間 10:40〜12:15
講 師 NPO法人三重県文化協会
三重県三曲協会 坪井 清美さんほか
生徒数 6年生29人
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☆子どもたちの声
・初めてしゃくはちやことを体験できてよかった。でもやっぱり初めての体験だったので、あまりうまくできませんでした。だけどすこしずつうまくなっていて、とてもうれしかったです。こんな体験ができてよかったです。
・ことは思ったよりむずかしかったけど、最後はすごく上手にひけたのでよかったです。一番難しかったのは「しゃく八」です。いっしゅんだけしか音が鳴りませんでした。他にも「こと」のげんをおさえるときすごく手が痛かった。
☆キーワード・・・楽器 演奏 伝統
(平成21年3学期)

