学校向け文化体験プログラム「日本音楽の楽しさを体験しよう!」

今回の文化体験プログラムは、邦楽の「琴」を体験する授業を届けてきました。
宮前小学校では、積極的にいろいろな出前授業を取り入れられており、子どもたちも外部からの先生に慣れた様子でした。
授業では、先生から琴は龍を象ったもので、楽器の部位の名前もそれに由来していることや、中国から日本に伝来したルーツなどを、簡単にお話していただいてから、『崖の上のポニョ』を演奏していただきました。それから2・3人に別れ『さくら』を練習しました。はじめは綺麗な音を出せずに首をかしげていた子も、先生に教えてもらうと見違えて良い音を出せるようになり、最後には、先生の伴奏に合わせて全員で『さくら』を合奏しました。
なかなか上手く演奏できず困っている子には、ペアになっている子どもたちが一生懸命アドバイスするなどし、子どもたちの優しさが垣間見える授業となりました。
☆プログラム開催情報
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時 間 10:35〜12:05
先 生
NPO法人三重県文化協会
三重県三曲協会 比留間 町子さん
伴野 節子さん
生徒数 5年生 16名
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☆子どもたちの感想(原文のとおり)
「さくらという曲をやった時、はじめはどこがどこか分からなかったけど、最後はすいすいできるようになりました。どんどん覚えてできるようになりました。これからもどんどん挑戦できるようにがんばります」
「昔から今の人へ伝えられてきたことなので、体験したことを次に活かしていきたいと思います。琴にはりゅうの体の部分に意味が込められているということがわかりやす説明でいってくださったのでよくわかりました」
「最初は何もできなくて、いやと思っていたけれど、できるようになると楽しくなってきたのでおもしろかった。また今度もしたいと思いました」
(平成21年1学期)

