みえアカデミックセミナー2009
四日市大学公開セミナー
「江戸時代の数学文化」

江戸時代の数学文化について、江戸初期の中国数学摂取時代から、日本独自の表現を獲得した自立の時代、そして、成熟の時代を経て、明治に終焉を迎えるまでをご説明いただきました。その中でも、当時日本の円周率が世界で最も精密な円周率であったことや、発展した数学が活用されていた典型例として、暦術・地方算法(農業の際に使用する計算)・測量(藩の境目を測る)があったことなど興味深いお話を紹介していただきました。

- 「数学をもう一度真剣に勉強したい気持ちが湧いてきた。」
- 「初めて聴いた話であり参考文献を入手して勉強してみたいと思います。」