みえアカデミックセミナー2008
四日市看護医療大学公開セミナー
「「魂は老いず」文豪丹羽文雄の晩年をしのぶ−アルツハイマー病の現状を考える−」

開催日
平成20年7月16日(水曜日)
開催場所
三重県生涯学習センター2階 視聴覚室
開催時間
13時30分から15時30分まで
講師
四日市看護医療大学老年看護学 教授 露木 敏子さん
参加者数
74名
参加費
無料

☆ 演題・講師
  「「魂は老いず」
   文豪丹羽文雄の晩年をしのぶ−アルツハイマー病の現状を考える−」
  四日市看護医療大学老年看護学 教授 露木 敏子さん

☆ 講演内容
 文豪丹羽文雄さんの晩年のアルツハイマー病による娘・本田桂子さんの介護体験のお話を交えながら、認知症に関する説明やその原因について、お話していただきました。認知症には、(1)記憶力障害(2)見当識障害(3)計算力障害(4)思考力障害があり、こういった障害により日常生活に支障をきたすこと、またその原因としては、脳内疾患や感染症疾患、中毒疾患を詳しく説明していただきました。
 また、介護の3つの心遣いということで、(1)否定しない(2)幼稚な言動を使わない(3)尊敬心を失わない という認知症高齢者との関わり方を教えていただきました。

参加者の声

  • 「よくわかる説明、感動のビデオ鑑賞で、とてもわかりやすかったです」
  • 「認知症高齢者との関わり方を教えていただいて、「なるほど」と納得できることばかりでした」
  • 「認知症の人のみならず、高齢者同志の付き合い、接し方にも通じるすばらしい内容でした。ありがとうございました」