みえアカデミックセミナー2008
高田短期大学公開セミナー
「高齢社会を明るく暮らすために」
☆ 日 時
7月13日(日曜日)
☆ 演題・講師
「高齢者の暮らしと憲法−鈴木安蔵の憲法制定への想い−」
高田短期大学人間介護福祉学科 教授 武川 眞固さん
「高齢者の暮らしと食事−脳を元気にする食事−」
高田短期大学人間介護福祉学科 准教授 鷲見 裕子さん
☆ 講演内容
前半は、戦後、GHQが担当した憲法草案に影響を与えたとされる鈴木安蔵の人権、特に生存権保障に重きを置いた憲法制定への想いについて、介護・医療などの自己負担増や社会保障費などの財政削減により、セーフティ・ネット機能が失われつつある現在の高齢社会の問題と絡めて解説していただきました。
後半は、高齢社会を明るく暮らすために必要不可欠な「脳を元気にする食事」についてお話していただきました。料理に思いを込め、包丁使い(切り方を工夫する)・品数(1品増やす)・時間(制限時間を設ける)など脳を育てる食事作りを心がけることや親子で、または夫婦で楽しく料理をすることなど、調理の具体例を交えながら楽しく教えていただきました。
- 「高齢者と憲法の関わりについて忘れがちですが、考え直すよい機会になりそうです。ありがとうございました」
- 「生きていく中で、基本である食べることについて、改めて考えさせられました。これから料理に挑戦してみようと思います」
- 「内容もよく、さわやかでとても理解できました。今日の内容を今後の参考として、生活を送りたいと思います。ありがとうございました」