くろしお学園おわせ分校移動映画会
三重県視聴覚ライブラリーが所蔵するメッセージ性、芸術性の高い作品を、普段映像や映画にふれる機会の少ない地域や施設へ出向き、上映する移動映画会を、今回はくろしお学園おわせ分校で実施しました。
☆ 映画内容(概要)
今回は、夏休み登校日に行われた親子映画会で、16ミリフィルムのアニメ作品「はだしのゲン」を上映しました。上映前には「映画を観て、平和の大切さを考えたいと思います。」と事前に平和学習をしてきた生徒さんの代表から挨拶がありました。
「はだしのゲン」は太平洋戦争末期、広島に住む少年ゲンが、原爆投下により父、姉弟を亡くし、悲惨な状況を目の当たりにしながらも、生き残った母、弟によく似た少年と共に懸命に生きていく姿を描いた作品で、見ていて辛い場面が多くありましたが、参加者の皆さんは最後まで、真剣に見入っていました。
終了後は、「怖かったけど、ゲンが頑張っているのに感動しました」と直接感想をくれた生徒さんもあり、反戦、家族愛といった作品のメッセージをしっかり感じていただけたようでした。
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参加者人数 38名
参加費 無 料
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☆ 感想
「悲しすぎてかわいそうだったです。おばけがこわかったです」
「原ばくのばくはつと共に多くの人々は死に、生き残った者には絶ぼうを残した。だからこそぼくは命のたいせつさを学んだ。今は平和であることをあらためて感じました。やっぱせんそうってこわい」
☆キーワード・・・映画 戦争 平和 アニメ 学習