三重のまなび2008・まなびぃすとセミナー「雅楽手解(ががくのてほどき)〜伊勢の神風(かんかぜ)と共に〜

☆日 時
6月7日(土)14:00〜16:00
☆講 師
市比賣(いちひめ)神社神職
飛騨 大富(もとよし)さん
☆参加者数 95名
☆参加費 無料
☆講座内容
今回のまなびぃすとセミナーは、6月22日に文化会館にて開催される雅楽公演のレクチャー講座として開催しました。
講義の前半は、雅楽が生まれた歴史や伝承方法等お話しいただきました。雅楽は口伝されてきたものであり、体でリズム・拍子を取って覚えていくとのことで、講師の飛騨さんに合わせ、手で足を打ち鳴らして拍子を取っていきました。「この拍子には日本特有の“間”が存在するため、フランスで実践したときにはバラバラで合わなかった」とのお話しに皆さん驚かれていました。
後半は、龍笛(りゅうてき)や篳篥(ひちりき)の体験が行なわれ、雅楽器に初めて触れる体験者から音が出たときは、会場の皆さんから拍手がおきました。
最後は「雅楽は自然の音に近くリラックスできる」と、言葉どおりの心地よい演奏で講座は終了しました。
☆参加者の感想
「りゅうてきふかせてもらってありがとうございました」(小学生)
「私はストレスを感じた時に、雅楽のCDを聞きたくなるのですが、今日のお話を伺って、その意味がわかったような気がします。生体のリズムに合った“間”“ゆとり”がとても大切なことがわかりました」
「雅楽について全く知らない。だから『手解』として大満足」
