講座ボランティア企画 第30回シリーズ名盤を聴く 「アンドレ・クリュイタンス特集〜ベルギー出身の名指揮者〜」

開催日
平成21年5月9日
開催場所
三重県生涯学習センター2階 視聴覚室

 今年度最初であり、第30回を迎えた今回の「名盤を聴く」は、ベルギー出身でフランスで活躍した、アンドレ・クリュイタンスに焦点を当てました。

 フランス国立放送管弦楽団を指揮した「ラヴェル:ダフニスとクローエ」、パリ音楽院管弦楽団を指揮した「フォーレ:レクイエム 作品48」「ベルリオーズ:幻想交響曲 作品14」を『名盤』として紹介しました。

 またそれに合わせてこの当時のオーケストラの音色について触れ、「フランスで作られていた楽器は音が繊細でドイツ等のオーケストラとは音が違った。しかし、演奏ホールが大きくなるにつれ、大きな音が出る楽器が求められるようになり、フランスの楽器が使われる機会が少なくなっていった」との梶さんからのお話しに、皆さんより一層クリュイタンスが遺した『名盤』に耳を傾けられていました。

☆講座開催情報
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時 間  14:00〜16:00

講 師
  三重県文化会館館長 梶 吉宏さん

参加人数 69名

参加費  無料
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☆参加者の感想
「久しぶりにすばらしい音色に感動しました。音楽の世界に浸ることで心身共にリフレッシュしました」
「この講座は大好きで待ち遠しいです。いつもですが、今回も大変良かったです。特に幻想交響曲は迫力があり元気が湧いてきました。声楽も好きなので次回がとっても楽しみです」
「梶館長さんの適切な解説は、毎回未知な音楽の世界へ私を誘って下さいます。毎回楽しみに聴かせてもらっています。末ながくこの講座を継続していただけるようお願いします」

☆キーワード・・・音楽 鑑賞 クラシック