みえアカデミックセミナー2008
移動講座(紀宝町)
鈴鹿短期大学公開セミナー
「数字にだまされない生活統計」

☆ 講演内容
新聞・雑誌・テレビなど世の中にあふれる様々な数字の意味について、社会調査を通して教えていただきました。
例えば、検挙件数別のグラフを参考に「この20年間で、少年凶悪犯罪数は増加しましたか?減少しましたか?」という質問があれば、あくまでも警察の検挙件数のみからの判断となるので、「判断できない」というのが正解となります。日常生活の中で正しく数字を読み解くためには、その問題文の定義をよく考えることや文章の表現に惑わされず自分勝手な解釈をさけることなど、受講者にクイズ形式で例題を出題しながら楽しく教えていただきました。
- 「今まで漠然と見ていた調査ですが、これからはちょっと気をつけて見たいと思います。調査の仕方についても参考にさせていただきます」
- 「普段、何も気付かずにいた、統計・数字について、興味深く聞くことができました。数字・統計の背景をよく見る必要を痛感しました」
- 「いかに数字が質問者の意図的に操作可能かと、すごく勉強になりました」