学校向け文化体験プログラム「弦楽器の楽しさを体験しよう!」

開催日
平成22年7月1日
開催場所
三重県立聾学校

 三重県立聾学校5年生のみなさんに、ヴァイオリンの演奏体験プログラムを届けてきました。

 プログラムはヴァイオリンの独奏から始まりました。子どもたちは演奏者の手の動きを食い入るように見て、音の響きを感じていました。それからヴァイオリンの説明を、講師の話とボードと手話通訳で、丁寧にお話ししてもらい、そしてヴァイオリンを構えたり、弓の持ち方を体験しました。
休憩の後は、実際にヴァイオリンを弾いてみました。楽器から伝わる振動を感じ「聴こえる!」と笑顔で話す子どもたち。講師の方々にマンツーマンで指導を受けながら、『キラキラ星』の演奏にも挑戦しました。

 また最後に、講師の方々の『キラキラ星変奏曲』の演奏の後には、「自分たちが弾いていた楽器と違う」とビオラを指差したり、「ヴァイオリンでも演奏がみんな違う」とそれぞれのパートの違いに気づいたりと、子どもたちは積極的に多くを学び、授業を楽しんでくれたようでした。


☆プログラム開催情報
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時間  11:00〜12:25
講師  日本弦楽指導者協会三重県支部
     野上 阜三博さんほか
生徒数 5年生5名
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☆子どもたちの声
・バイオリンの持ち方がむずかしかったです。女の人たちがバイオリンのえんそうをしてくれました。すごかったです。
・かたがいたかったです。けどしたいです。ぼくはうれしかったです。
・バイオリンの練習してひき方が分かっておもしろかった。
・おもしろかったところは、第一バイオリンの女の人がリズムがあっていておもしろかったです。
・バイオリンの持ち方と弓の持ち方を教えてくれてありがとう。曲をきかせてくれてありがとう。

(平成22年1学期)