みえアカデミックセミナー2010
高田短期大学公開セミナー
「相続と贈与の仕組み」
「『地域が育む若者の底力』…学生が変わるとき…」

前半の講義では、相続が“争”続にならないようにするために、今からできる準備について注意点などをあげて説明していただきました。相続や贈与の仕組みについて解説していただいた後、「遺言(いごん)」には、「自筆証書遺言」、「公正証書遺言」、「秘密証書遺言」と3種類が存在し、それぞれにメリット・デメリットがあることをご説明いただきました。最後に、相続に関連して「遺言を残す」、「譲り合いの気持ちを持って話し合う」、「プロに相談する」、「遺産分割協議書を残す」などの重要ポイントを紹介していただきました。
後半の講義では、タイの貧しい山奥の村へ足を踏み入れた学生の第一声は、「日本に生まれてよかった、ここに生まれなくてよかった」といった否定的な発言がほとんどだが、貧困に苦しみ、人身売買が横行するような劣悪な環境に置かれている子どもたちに関わることで、「私たちに何かできることはないか?」との思いに変化していく様子などを伝えていただきました。また、現地の小学校の先生は1年生から6年生まで50人ぐらいの生徒を1人で担当し疲弊しているので、先生にとっても協力者がいて、「孤独ではない、他者に考えてもらっている」ことを知る機会を持つことは、とても重要であるとお話していただきました。

- 相続と贈与の仕組みを受講して、いろんな知識を得ました。本当に良かったです。
- 自分で出来る範囲内でボランティアを又、ユニセフへの協力もさせていただきたいと思います。
- 人生の本当の生き方を教えられたようで大変感動を貰いました。ありがとうございました。