みえアカデミックセミナー2010
移動講座(川越町)
高田短期大学公開セミナー
「カウンセリングから見た子育てにおいて大切なこと-最近の事件から考える-」

県内の各高等教育機関と連携して開催している「みえアカデミックセミナー」。その出張講座として、県内各市町に出向いて開催しているのが「みえアカデミックセミナー移動講座」です。今回は、川越町で高田短期大学の公開セミナーを開催しました。
「子育てにおいて大切なことは何か?」、講師の専門であるカンセリングの立場からのアドバイスとして、親が感情を引きずることなく、大きな心で支えることが大切なことをお話していただきました。カウンセリングの基本として、「受容」することから始まり、子どもの行動を認め「共感」することで、「自己決定」できるようにサポートすることが重要であると説明していただきました。カウンセリングの現場では、意外にも子どもは親を恨んでいないケースが多く、「自分が悪いから怒られる」と思っている子どもが多いことなども伝えていただきました。
また、「秋葉原無差別殺傷事件」を例に、親子関係が与えた影響など、講師自身の見解を含めながら、丁寧に解説していただきました。

- とてもご親切にしていただきました。ありがとうございました。橋本先生のお話をもっと聞きたいと思いました。今回のお話を聞いて前向きに子育てをとらえるように考えが変わりました。
- わかりやすいお話で同席していた10歳の息子も共感しているようでした。ありがとうございました。
- 60歳ですがこれからの孫育てにも心構えが出来るように思えました。まだ間に合いますよね。受容はなかなか難しい事のように思いますが一呼吸置いてからことばにしようと思います。