みえアカデミックセミナー2010
移動講座(鳥羽市)
鈴鹿短期大学公開セミナー
「子どもの『ホンネ』を考える」

開催日
平成23年1月16日
開催場所
鳥羽商工会議所 かもめホール
講師
鈴鹿短期大学 生活学科 准教授 堀 建治さん
参加者数
25名
参加費
無料
共催
鳥羽市教育委員会

県内の各高等教育機関と連携して開催している「みえアカデミックセミナー」。その出張講座として、県内各市町に出向いて開催しているのが「みえアカデミックセミナー移動講座」です。今回は、鳥羽市で鈴鹿短期大学の公開セミナーを開催しました。

「子どもの『ホンネ』を引き出すにはどうすればいいのか?」子育て中の誰もが悩むことについて、参加者にやさしく語りかけるように丁寧にお話していただきました。そもそも1つの家庭の中でも年代の異なる違う文化の人間が生活しているので、意思疎通が図れなくても当然であるという認識に立ち、子育てをしたほうがよいとお話されました。
また、「いい子」=大人から見て「いい子」であり、「ほめて育てる」という手法はある意味、危険な場合もあるとお話されました。最近、親の顔色を見て行動する子どもが増えてきている現状があり、大人が子どもとの関わりの中で大切なことは、大人自身も本当の気持ちを伝え、「事実」、「行動」、「影響」を「認める」ことが子どもの「ホンネ」を引き出すことにつながると具体的な事例を示しながら説明していただきました。

参加者の声

  • 私は今保育の現場からはなれ数年たちますが、昔短大で学んだ時のことを思い出しなつかしかったです。今は1歳の娘の親ですが自分の子となると責任もあるのか本当に難しくとらえていましたが今日の話をききすっきりしたというか肩の荷がおりた感じがしました。
  • 認めて育てる方法を学んだ貴重な話でした。今後はすぐに行動に移すのではなく少し考えてから行動したいと思います。
  • 今一度振り返って関わっていこうと思います。言葉の大切さはずっと考え続けていることです。これからも頭において会話したいと思います。わかりやすく面白かったです。ありがとうございました。