放送大学共催講座 「高度経済成長を続けている中国の真実はどうなのか?」

この講座は、放送大学三重学習センターが普段学生向けに行っている高度なセミナーを、学生以外の一般県民の方々にも気軽に受講してもらえる機会として、三重県生涯学習センターとの共催により開催しました。
中国人である講師ならではの視点で、中国の現状、そして日本との比較など、気候、教育、仕事、家庭、住宅、結婚などさまざまな分野について、興味深いお話をしていただきました。例えば、多くの日本人のイメージとしてある「中国人は辛いものが好き」というのは間違いで、四川料理が特別辛いのであって、中国全土で辛いものを食べているわけではないという食生活の身近な話題から、大都市北京での大卒初任給平均金額や、都市部ではバブル経済にわき、マンションの転売がブームになっていることなど、最新の経済事情までユーモアあふれる語り口で伝えていただきました。
また、日本との違いについて、中国では義務教育が有料であることや、給料と収入に対する考え方が全く違うことなど、中国人の国民性などにも触れながら解説していただきました。
☆講座開催情報
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時間 14:00〜16:00
講師
放送大学三重学習センター客員教授
三重大学大学院生物資源学研究科教授 王 秀崙さん
参加費 無料
参加人数 104名
共催 放送大学三重学習センター
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☆参加者の声
・講師のお話もわかりやすく、楽しく聴けました。
・中国の政治、経済、教育、生活の実体、文化と多方面にわたっての詳しいお話を充実した内容で伺うことができ、大変楽しい2時間を過ごすことができました。
・中国の内部からのお話をとても興味深く聞かせてもらいました。ユーモアを交えて、日本人サイドに聞きやすくお話してくださいました。中国文化の勉強もよくできました。
