学校向け体験プログラム「三重の伝統文化を体験しよう!(狂言)」

開催日
平成22年12月20日
開催場所
津市立南立誠小学校

今年最後の授業として、津市立南立誠小学校の6年生のみなさんに、狂言のプログラムを届けてきました。
 
最初は校長先生のお話から。その後は講師から狂言の歴史、狂言を含めた「能楽」が伝統芸能で初めて世界遺産に登録されたお話などをしていただきました。次に狂言の“笑い方”“泣き方”を体験しました。最初照れてしまい声が出ない子どもたち。しかし、講師に指名された友だちが一緒に実演すると、子どもたちは大喜び!ここからは「ぼくも!」「わたしも!」と次々と手が上がり、多くの子どもたちに体験してもらうことができました。
その後は『柿山伏』の鑑賞、使用する道具の説明・体験をしました。体験では文化ボランティアが講師のお手伝いをし、代表の子2人に衣装を着付けました。そして最後は、その2人が『柿山伏』の一場面を演じました。

本格的に練習したいと思う子もいるほど、子どもたちは楽しんで、伝統芸能を学んでくれたようでした。


☆プログラム開催情報
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時間  10:40〜12:20
講師  三重県能楽連盟 森 浩一さんほか
生徒数 6年生71名
文化ボランティア 3名
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☆子どもたちの声
・狂言に使われる言葉はとてもむずかしいな〜と思いました。でも話の流れはだいたいわかりました。私は日本舞踊をしています。なので歌舞伎や狂言にはきょうみがあったので本物を見られてよかったです。
・狂言は物語を知らないと良くわからないと思っていたけど、声の高さなどで気持ちをよみとるのはとても楽しかったです。
・大きな声を出すことは大事だなあと思った。これからはもっと大きい声をだしていきたい。
・代表で発表した時に百年物(の着物)を着せてもらってきんちょうした。
・今までは音だけだったので実際に見れてよかった。

(平成22年2学期)