学校向け文化体験プログラム「感じたままに表現しよう(美術鑑賞編)」

開催日
平成22年11月2日
開催場所
鈴鹿市立椿小学校

三重県立美術館の学芸員を講師に迎え、美術鑑賞の出前授業を鈴鹿市立椿小学校の1・2年生へ届けてきました。

まず大きなスクリーンに美術館所蔵の作品を原寸大に映し出しました。その絵を見ながら子どもたちに「この絵の2人は何しとるんやろ?」と投げかける講師。その質問に「結婚式!」「でも悲しそう」「幽体離脱!」などと、見えるもの、感じるものをどんどん答えていきました。そして特によく鑑賞した2枚の絵に、子どもたちが題名をつけました。面白い題名の数々に講師も感激。子どもたちも友だちがつけた題名に「面白い!」と大笑いしていました。
それからグループになり、ここまで鑑賞した絵の中から好きな絵を5点ずつ選んで、みんなで共有しました。この絵のどこが好きだったか、どこが気に入ったかなど、全員で話し合い、講師は「みんなそれぞれ感じることが違うね。」とお話しされました。

また最後に「みんな本物見たい?」と講師が問いかけると「見たい!」「美術館行きたい!」と子どもたち。「じゃあ先生と相談しておくね。」との答えに、ワクワクする子どもたちの笑顔を見ながら授業終了となりました。


※このプログラムは2回連続企画です。2回目は来年1月に三重県立美術館で、子どもたちが本物の絵画とコンテンポラリーダンスに出会います。


☆プログラム開催情報☆
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
時間  2年生 9:00〜10:30
     1年生 10:55〜12:20
講師  三重県立美術館 伊藤 亮子さんほか
生徒数 1年生21名、2年生24名
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

☆子どもたちの声
・びじゅつかんのみなさんへ。えはすてきだった。えはおもしろかった。わらうのがたのしかった。【1年生】
・はじめてみて、びっくりしたよ。びじゅつかんってすごいんだね。【1年生】
・2枚じゃなくもっとみたかった。【1年生】
・絵をとうひょうするところがたのしかったです。それに絵に名前をつけるところも楽しかったです。なぜびじゅつかんの絵はほんとうにこわそうだったです。【2年生】
・きのうの夜絵を書きました。【2年生】
・何千万円もする絵を見ていて、とてもすごい絵だと思いました。かなしいけっこんしきの絵は、ちょっとむずかしかったけど、とてもすごい絵でした。ねずみみたいな絵は、とてもおもしろかったです。また、びじ

ゅつかんへ行って、ほかの絵ももっとたくさん見てみたいです。人がおさけをのんでいる絵も、とてもおもしろかったです。【2年生】

(平成22年2学期)