学校向け文化体験プログラム「国史跡『斎宮跡』を発掘しよう!」

開催日
平成22年6月10日
開催場所
明和町 斎宮跡発掘現場

 松阪市立第三小学校の6年生のみなさんと、快晴の中、明和町にある斎宮の遺跡跡で発掘体験を行ないました。

 発掘する前には、これから発掘する場所が、1200年ほど前どういった場所であったのか、実際に遺跡の調査をしている方からお話を聞きました。伊勢神宮にお仕えする天皇の皇女が斎王として住んだ都であることや、1000人ほどの身分の高い方々が生活していた場所であることなどの説明を受けました。
 そして、それぞれ発掘道具を持ち、班に別れて遺跡の発掘を始めました。指定された場所を掘り出すと、土器の欠片をどんどん見つけることができました。大きな破片や珍しい陶器の欠片を見つけた班もありました。

 「大きいのが見つからん。」と言いながらも、一生懸命に掘り続ける子どもたちの姿は、まるで考古学者のようでした。


☆プログラム開催情報
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時間  10:00〜11:05
講師  斎宮歴史博物館 筒井 正明さんほか
生徒数 6年生31名
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☆子どもたちの声
・こわさないようにほったときが難しい。大きいのや小さいのがいろいろでてきた。
・めったに見ることのできない。昔の物にさわることまでできてよかった。だけど小さいのしかでてこなくて残念。
・友だちと協力して大きいのをとれた時はすごくうれしかったです。

(平成22年1学期)